最新のForce.com IDE Plug-Inのインストール方法をメモしておきます。
以前書いたときは7年前で、情報も古くなっているので。。
基本的には
https://developer.salesforce.com/docs/atlas.en-us.eclipse.meta/eclipse/ide_install.htm
の情報を参照するのが良いでしょう。
比較的新しいSalesforceAPIのバージョン(Ver36以上)でIDEを使うには、JDK8とEclipseのバージョン4.5(Mars)以上が必要です。
今回私は、Eclipseの4.6(Neon)上で環境の構築を行いました。
Eclipseの用意とプラグインのインストール手順
まずは、日本語版のEclipse4.6をダウンロードして解凍し、起動します。
その後、上部メニューで、「ヘルプ」→「新規ソフトウェアのインストール」をクリックすると「リポジトリーの追加」ダイアログが開きますので、
名前 | Force.com IDE など適当なもの |
ロケーション | https://developer.salesforce.com/media/force-ide/eclipse45 |
を入力して「OK」を押します。
このURLはSpring’16 (Force.com IDE v36.0)のプラグインのリポジトリ・ロケーションです。
それ以前のバージョンの場合は、「http://media.developerforce.com/force-ide/eclipse42」を指定します。
後は「次へ」を押していき、ライセンスに同意すれば、インストールが完了します。
最後に再起動を求められると思いますので、再起動してインストールプロセスの完了です。
接続できないエラーで失敗する場合 ↓ ↓ ↓
※途中でエラーが発生する場合は、プロキシーの設定が有効になっているかを確認してみましょう。 設定の方法は、この記事(Eclipseを利用して、SalesForceの開発を行う②(セットアップ後につまづきやすいポイント))の「① Eclipseに設定しているproxyが効いていないようだ」を参考にしてください。
使い方の第一歩
簡単に使い方をご紹介しておきましょう。
通常のプロジェクトではなく、「新規」→「その他」から、下記のように「Force.com」→「Force.com Project」を選択します。
すると、どのSalesforce組織に接続するのかのダイアログが表示されます。ここで、プロジェクト名とユーザ名とパスワードを入力します。最後に、「本番/Sandbox」を選択して、どちらのURLに接続するのかを指定します。
最後に選択するのは、どのソース(コンポーネント)をプロジェクトとして管理するのかを取捨選択するダイアログです。Salesforceで開発できる対象はほとんどここで選択できますが、あまりにたくさん選択しすぎるとプロジェクト自体が重くなってしまうので、一番上を選択することが多いです。
以上で、最初のFroce.comプロジェクトを作成することができました。後は、いろいろと使っていじってみることをお勧めします。